紬には大きく分けて2種類(あくまでも勝手にワタクシが分けた)
「結城系」と「大島系」
そう…
ワタクシ個人のお話をすると
紬だったら、どうも「大島系」が似合うのだろう…
でもでも
好きなのは「結城系」である…
だから「後染め」の紬が多いのです~。
というお話。
でも
これだけで割り切れないことがたくさんあるのです~。
だってだって…
「あんまり大島紬好きじゃない…」→言っちゃった…
もう、ほんとにどうしようもありません…
こんなお客様が来たら、私だったら嫌だ(笑)…
話を戻しますが、正確には
「大島紬が好きじゃない」というよりも
「一般的な大島紬の柄が好きじゃない・似合わない」という方が正しい。
よく、リサイクルにある柄は「龍郷柄(たつごうがら)」というものがあります。
こちら、今では大変希少価値。とても大変だと聞きました。
個人的には大変インパクトがあって好きなのですが
なぜだか似合わない…なぜだ…
素材感からすると、とってもシャープな印象なのですが、
シャープさと柄がワタクシにはマッチしないのです…
そこで
ワタクシ考えました…
手持ちの大島紬を染めました…
なんと「黒」…
真っ黒です。
元々袷で通称「じゃじゃ織」の大島紬。
八掛も擦り切れていたので思い切って仕立て替えするときに
「ジャボーン!!」と染め替えしてもらったのです。
真っ黒に…
(これの説明・いきさつもいろいろあるのでまた別の機会に…)
そして、単衣に仕立て替え~。
すると
今では非常に大活躍の着物の一つです。
素材感が半端なく良いので(だって大島だもん…)
黒の着物でも、光沢感が程よくありオシャレです~。
その画像はありませぬ…また別日にアップいたします。
写真じゃなかなか伝わりにくいですが…
「仕立て替え」「染め替え」もなかなか楽しいですが、
これもちょっとした「コツ」があるので、またアップいたします~。
で
話はそれましたが、要は昨日も言ったように
「素材」「色」「柄」
この3つが着る本人とピッタリ合えば一番ベストなのです。
あとはコーディネートでカバー。
でもでも
どうしても心惹かれるものってありますよね。
そういうものは、どうしても手に入れたい人なので…(失笑)
その代表がこちら
こちら実はリサイクルの大島です。
ワタクシがまだまだヒヨッコで、着付けもできない、何にも知らなかった頃
手に入れたもの。
これは、サイズも最大限直し、(それでも身丈・裄は短いのですが…)10数年たってます。
ワタクシには大変難易度が高い着物なのですが
これは、ホントに素晴らしい…
これが似合うように頑張らんといけません…
似合う・似合わないの判断は基本ですが、
やっぱり「好き」なものって
テンション上がるんですよね~。
それをどう自分のものにするか?
これが着物のコーディネートの醍醐味であり蟻地獄化の一つだと思います。
今日はこの辺で
ではでは
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