着物の達人! コーディネート編~素材感・紬の場合②~

おはようございます。

オハラです。

まだまだ暑い夏。いかがお過ごしでしょうか~。

先日より勝手に連載してます「着物の達人シリーズ」

今日は「紬編②」

ちなみに昨日の記事はこちら~☆

素材感・紬の場合

紬には大きく分けて2種類(あくまでも勝手にワタクシが分けた)

「結城系」と「大島系」

 

そう…

ワタクシ個人のお話をすると

紬だったら、どうも「大島系」が似合うのだろう…

でもでも

好きなのは「結城系」である…

だから「後染め」の紬が多いのです~。

というお話。

 

でも

これだけで割り切れないことがたくさんあるのです~。

だってだって…

「あんまり大島紬好きじゃない…」→言っちゃった…

 

もう、ほんとにどうしようもありません…

こんなお客様が来たら、私だったら嫌だ(笑)…

 

話を戻しますが、正確には

「大島紬が好きじゃない」というよりも

「一般的な大島紬の柄が好きじゃない・似合わない」という方が正しい。

 

よく、リサイクルにある柄は「龍郷柄(たつごうがら)」というものがあります。

こちら、今では大変希少価値。とても大変だと聞きました。

個人的には大変インパクトがあって好きなのですが

なぜだか似合わない…なぜだ…

 

素材感からすると、とってもシャープな印象なのですが、

シャープさと柄がワタクシにはマッチしないのです…

 

そこで

ワタクシ考えました…

手持ちの大島紬を染めました…

 なんと「黒」…

真っ黒です。

 

元々袷で通称「じゃじゃ織」の大島紬。

八掛も擦り切れていたので思い切って仕立て替えするときに

「ジャボーン!!」と染め替えしてもらったのです。

真っ黒に…

(これの説明・いきさつもいろいろあるのでまた別の機会に…)

そして、単衣に仕立て替え~。

すると

今では非常に大活躍の着物の一つです。

素材感が半端なく良いので(だって大島だもん…)

黒の着物でも、光沢感が程よくありオシャレです~。

 

その画像はありませぬ…また別日にアップいたします。

写真じゃなかなか伝わりにくいですが…

 

「仕立て替え」「染め替え」もなかなか楽しいですが、

これもちょっとした「コツ」があるので、またアップいたします~。

 

話はそれましたが、要は昨日も言ったように

「素材」「色」「柄」

この3つが着る本人とピッタリ合えば一番ベストなのです。

あとはコーディネートでカバー。

でもでも

どうしても心惹かれるものってありますよね。

そういうものは、どうしても手に入れたい人なので…(失笑)

その代表がこちら

 

 

こちら実はリサイクルの大島です。
ワタクシがまだまだヒヨッコで、着付けもできない、何にも知らなかった頃

手に入れたもの。

これは、サイズも最大限直し、(それでも身丈・裄は短いのですが…)10数年たってます。

ワタクシには大変難易度が高い着物なのですが

これは、ホントに素晴らしい…

これが似合うように頑張らんといけません…

似合う・似合わないの判断は基本ですが、

やっぱり「好き」なものって

テンション上がるんですよね~。

それをどう自分のものにするか?

これが着物のコーディネートの醍醐味であり蟻地獄化の一つだと思います。

 

今日はこの辺で

ではでは